さっき、この本を読み終わりました。
『うつでも起業で生きていく』
という本です。
著書の林直人さんご自身が
うつを長く患っていらっしゃるようで、
うつの人にはうつの人なりの
働き方や生き方があるんだよ、という
メッセージを受け取りました。
起業の具体的なアイディアも
たくさん紹介されていて、
わかりやすかったです。
でも、この数日ずっと不調で
寝込みがちな私には、
「あー、私には無理だ」
と、諦めたくなる内容の箇所も
いくつかありました。
この本を買ったのは年明けすぐの時期で、
心も新たに大きな書店で
いろんな本を買ってみたり、
パソコンに向かって
これからやろうと考えている
ビジネスの準備を始めたり、
毎日の料理を工夫して楽しんだりと、
夫との離婚を心に秘めつつも、
とても前向きに行動できていました。
その反動でしょうか。
最近なんとなく身体が重くて、
寝ても寝ても眠いのです。
作りかけの文書ファイルも
作りかけのまま、保存してあります。
この本も、買ってすぐに読み始めて
半分まで一気に読んだのですが、
そのあと２週間くらいずっと
手に取ることができませんでした。
今日やっと
読み終えることができましたが、
うつの調子が良くないせいか、
「私に起業なんて無理だ……。
生きるためには
生活費を稼がなきゃいけないのに、
どうしよう……（涙）。」
と、落ち込んでしまいました。
そういう時には無理せず
寝込んでいてください、
大丈夫です、と
この本には書いてあります。
きっと今は、
休みが必要な時期なのでしょう。
年明けから少し
頑張りすぎたかもしれません。
うつだけでなく、身体も壊れて
休職生活が長くなっている私。
元の職場には戻らない方が良いと、
主治医にはいつも言われています。
いよいよ退職までの
カウントダウンが始まって、
なんとか次の仕事を見つけねば……という
焦りが強くなってきました。
次の仕事といっても、
今の私の心身状態では、
週５日どこかに出勤して、
毎日８時間働き続けることは、
かなり厳しいと思います。
年齢や体調のために
正社員で雇ってくれる会社も
たぶん見つからないだろうし、
もし見つかったとしても、
休みがちになったり
人間関係のストレスで参ったりして、
長く働き続ける自信がありません。
パートやアルバイトでも、
決まったシフトに穴を開けずに
勤め続ける自信がありません。
だけど、家賃や光熱費、食費、
医療費などの生活費を稼がないと
生きていけないですよね。
だから、私は退職後は
どこの組織にも所属せず、
フリーランスとしてやっていきたいです。
今まで培ったスキルや経験を
様々な手段でお金に変えられたら。
贅沢はできなくても、
最低限の生活費を稼げるように
自分で仕事を作っていきたいです。
今はまずゆっくり眠って、
元気をチャージします。
元気になったら、また
仕事の準備に取り掛かればいい。
頑張れる時だけ頑張って、
頑張れない時は休む。
そんな風にぼちぼち生きる人が
インターネットの普及もあって
増えているように感じます。
うつは波のある病気なので、
毎日同じように働き続けることが
難しいですよね。
でも、誰もが何らかの特技や
長所を持っていて。
それをうまく工夫して、
周りと同じように頑張れなくても
何とか食べていける。
そんな世の中になってほしいし、
なりつつあるんじゃないかなと
希望をほんのり抱いています。
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