うつ夫婦のつれづれ日記

うつ病患者同士が結婚すると、どうなるか。日々の様子や夫婦喧嘩、生活の工夫などを綴っていきます。

私のリラックマ

最近、気づいた。


私にとって夫は

リラックマなのだと。


若い頃からずっと

リラックマが好きだった私。


うちはリラックマのグッズで

溢れている。


食器類は基本的にリラックマ

ローソンのキャンペーンのたびに

パンを買いまくって

少しずつ集めたものたち。


それから、


リラックマストア

自分で買ったもの。

友人知人からいただいたもの。


15年くらい前は、

リラックマが流行っていた。


同僚もリラックマ好きが多く、

みんな疲れていたんだと思う。


最近はリラックマは少し

下火になってきた感じがするし、

私もコウペンちゃんに

関心が移っている。


だけど、忘れた頃にも

リラックマはそばにいた。


ついつい頑張りすぎる私に


「休もうよ。

ゆっくりやろう。」


と声をかけ、

肩や腰、足のマッサージを

してくれる夫。


夜中、隣で寝ている夫に

背中から抱きついて

丸いお腹をぷにょぷにょ揉むのが

好きな私。

(夫は気づいていない)



ある時、

そうか、夫はリラックマなんだと

気づいた。


食事制限中の私が

ついパンやお菓子を

食べ過ぎてしまって

落ち込んでいる時も


夫は


「大丈夫だよ、

甘いものも必要なんだよ。」


という。


「糖分は頭のゴハンなんですよ」

というリラックマの言葉を

思い出す。


リラックマがスイーツを

食べまくっているように

うちの夫もお菓子を

食べまくっている。



ことあるごとに、

「大丈夫だよ。

休もう。」


という。



いや、きみは

もう少し頑張れよと

言いたくなってしまう

(つい言ってしまう)

私は、キイロイトリのようだ。



ずいぶん前に、

リラックマの中には

おじさんが入っているという

噂があった。


背中にチャックが付いていて

中におじさんが入っていると。



その頃は、


「えーっ!」


とショックを受けたが


今ならわかる。


リラックマの中のおじさんは

カオルさんのお父さんか

夫か彼氏で



頑張り過ぎるカオルさんを

そばで見守っているんだ、きっと。



リラックマは働かない。

うちの夫もあまり稼げない。


経済的な面だけを見ると

私一人で暮らす方が

生活費は安く済むが


オキシトシン的な幸せを

夫は私にくれるから

いてくれるだけでいいのだ。


うちの猫と同じ。


世話や費用は大変でも

ただいてくれるだけで

私に幸せな時間をくれる。


猫は気ままだ。

先のことを思い煩ったり

過去を後悔したりしない。


誰にも従わず、

自由にのんびり生きている。



夫をペット扱いするのは

失礼かもしれないが

私にとっては

夫も猫も

似たような存在だ。


私の家族になってくれたこと。

そばにいてくれること。

頑張らなくていいんだよと

言葉や仕草でおしえてくれること。


今日、うちに

リラックマが帰ってくる。


先のことはわからないけど

今、一緒にいられる幸せに

感謝したい。




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