うつ夫婦のつれづれ日記

うつ病患者同士が結婚すると、どうなるか。日々の様子や夫婦喧嘩、生活の工夫などを綴っていきます。

まだまだ不安定な夫

上司の温かい配慮のおかげで、

何とかその日は最後まで働けた夫。



昨日も何とか仕事に行きました。



が。




仕事中に、また夫から

着信がありました。



内容は、先日とほぼ同じです。



「もう辛くて無理だ、

ここにいるだけでブチ切れそう。

やっぱり自分はダメなんだ、

母国に帰りたい。

もうしにたい。」




私は、

夫の言い分を否定しないように、



「そうなんだー」


「それは辛いねぇー」


「どうすればいいかなー」



と、相槌を打ちながら、

夫が自分の気持ちを言語化できるように

促しました。



「こうしたら?ああしたら?」



とアドバイスをするのは控えました。



夫自身が納得して導き出した

答えでなければ意味がないし、



下手なアドバイスをすることで

夫の気持ちをよけいに追い詰めてしまうのが

怖かったからです。



少しずつ気持ちを吐き出した夫は、

自分から


「もう仕事に戻らなきゃ」


と言い、


そこで通話は終わりました。



夫が自分で戻ろうと決めて、

仕事に戻るという行動ができたことは

一歩前進だと思います。



ただ、そこまで至るのに、

30分弱かかってしまいました。



後で聞いたのですが、

その時、上司が休憩室の入口に来て、

私達の話を聴いていたようです。



その日も夫は結局、

勤務時間の最後まで働けたのですが、



上司からは



「そんなに辛くて

ずっと休憩室にいるなら、

帰ってもいいよ。」



と言われたそうです。



確かに、会社の立場に立って考えると、

せっかく賃金を払って雇っているのに

仕事をしないでずっと休憩室にいられると

困りますよね。



いくら、


「具合が悪い時は休憩室で

5分10分休んでいいよ」



と、配慮の言葉をくださっていても、



頻繁に休憩室へ行って

30分も妻に電話しているとなれば、

やはり注意せざるを得ないでしょう。



他の従業員との公平性もありますし。

何より、仕事が進まないし。



それなら帰ってと言われるのも

仕方ないです。



夫は電話で、


「病院に行きたい。

〇〇先生に相談したい。」



とも言っていましたが、




昨日は土曜日。


時間的に、診察には間に合いませんでした。



主治医の次の外来日は、火曜日。



私達の診察予約日は来月ですが、


調子が悪い時は、電話で申し込めば

当日でも診てくださる主治医です。

外来日であれば。



今日は日曜日。

もし火曜日の仕事が終わった後に

診察を受けられるとしても、



今日と明日を何とか

乗り切らなければなりません。



夫は昨日、帰宅して昼食を食べてから

2時間以上、爆睡していました。



夕食を食べて薬を飲んでからも、

すぐに布団に入り、

いびきをかいて眠り続けました。



よほど疲れているのだと思います。

身体も、心も。



今朝もシフトが入っているので、

夫は何とか出かけて行きました。



以前は私が起こさないと

朝全く起きられなかった夫ですが、



1度、寝坊で遅刻して


(アラームが鳴っても全く目覚めなかった)

(喧嘩中だったので、私も起こさなかった)


上司に叱られるという失敗を経験してからは、



少しずつ意識が変わって来たのか、




アラームが鳴ると自分で起きられる日も


増えて来ました。


まだまだ完璧ではありませんが。




私の方が、朝早く起きてしまうため、


簡単だけど身体が温まる、

なるべく栄養バランスの良い朝食を作って


夫をサポートしています。




今朝は、夫が好きなお菓子を

数種類入れたポーチを持たせました。



「頭がフラフラしたり、

イライラして辛い時は、


休憩室でお菓子を1つ食べて

仕事に戻ってね。」



と、伝えてあります。



私も内科の薬の副作用で

低血糖になることがあり、

時々めまいやふらつきがあります。



「そういう時は、飴よりも

砂糖やチョコを食べる方が

即効性があって良いですよ。」



と、薬剤師さんから

アドバイスをいただいたことがありました。



私は元々、ダイエットのために

甘いものは食べないようにしてきたのですが、



薬の副作用による低血糖対策として、

今は適度にお菓子を食べています。



夫のめまいやふらつきが

低血糖によるものかどうかは

わかりませんが、



元々お菓子好きだし、

仕事の合間に少し糖分を摂ることで

疲れが取れて、元気が回復するならば、



下手に頓服薬を飲むよりも

良いかもしれないので、

とりあえずお菓子作戦を試してみます。



夫が前の主治医に処方されていた薬は

質量ともに結構キツくて、



長年うつを患って

いろんな薬を試して来た私から見ても、



「メジャー多いなぁ……。

私の薬よりだいぶ強いなぁ……。」



と感じます。



今の主治医に代わってから、

少しずつ処方内容を

変えてもらいつつありますが、



精神科の薬って、

減らしたり変えたりするのも

リスクがかなりあるので、



時間をかけて少しずつ変えていく必要が

あるんですよね。



だから今でも、

前の主治医の処方を基本とした

薬を飲み続けています。




頓服薬に関しても、

夫がもらっている薬はかなり強くて、



「これ本当に仕事中に飲んで大丈夫?

眠くなったりだるくなったりしない?


次回の診察で主治医に相談して、

仕事中に飲んでも大丈夫な頓服薬かどうか

確かめた方がいいんじゃない?」



と、私は夫に言いました。



ダウナー系の頓服薬だと、

仕事ができなくなってしまう可能性も

ありますからね。



なので、今は頓服に頼る前に、


お菓子を1つ口に入れるだけで

症状が少し和らいで、

何とか仕事を続けられるなら


そっちの方が安全だよなぁ〜と思い、

お菓子作戦を試しています。



私達夫婦が大好きなリラックマも、



「糖分は頭のゴハンなんですよ。」



と言っていましたし。




今日こそは、夫からの着信もなく、

最後まで働いて来てくれますように。




私も、最近ずっと夫のサポートに追われて、

疲れが溜まっています。



夫が仕事に行っている間の一人時間は、

私がのんびりくつろげる、

貴重な時間です。



どうか今日は何事も起こりませんように……!




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