うつ夫婦のつれづれ日記

うつ病患者同士が結婚すると、どうなるか。日々の様子や夫婦喧嘩、生活の工夫などを綴っていきます。

やっぱりダメだったか……。

昨日、何とか出勤した夫。


勤務時間の終わりまで

持ち堪えてほしい、

どうかスマホよ鳴らないで……!



私の願いもむなしく、

またしても着信がありました。



嫌な予感がしましたが、

とりあえず出てみると。



「あー、たまちゃん。

ごめん、もう会社を出た。

しばらく休むことになった。」



と、夫。



詳しくは書けませんが、 

感情のコントロールができなくなった夫は

職場でトラブルを起こしてしまったようです。




お菓子作戦、失敗です……!



あぁ、やはり無理だったか……。




雑音の入り具合から察するに、

夫はもう外に出て、

歩いているようでした。



すでに上司の方と話をして、

今後のことも含めて

全て決まったらしく。



それなら今、私が言えるのは


「そっか……。大変だったね。

気をつけて帰っておいで。」



だけ。




夫が家に着くであろう時間に合わせて

温かいお茶を用意しました。



最近急に寒くなったから、


まずは身体を温めて

気持ちを落ち着かせよう。



絶対に夫を責めたり問い詰めたりせず、

いたって普通に、


「お疲れ様。頑張ったね。」と


いつも通り迎えよう。



仕方ないんだ、病気だから。


そう自分に言い聞かせました。



どんなに本人が頑張ろうとしても、

どんなに周りがサポートしても、


それでもうまく働けないこともあるんです。



それがうつ病の恐ろしさで。



私自身も、復職初日に耐えられなくて、

お昼で泣きながら早退したことがあります。



まぁ、私の職場は夫の職場のような

温かいサポートはなく、

針のむしろ状態でしたし、



初日から元通りの業務を

100%やれと言われ、

さすがに無理ですと訴えても、 



「これ以上配慮はできない。」と

冷たくあしらわれた結果ですが。



今思い出しても胃のあたりが

ギューッと締め付けられるような

辛い記憶です。




帰宅した夫に

何があったのか、

一緒にご飯を食べながら聴きました。




その後、夫は布団に入り、

数時間眠り続けました。

大きないびきをかきながら。



夕食を食べ、服薬してからも

すぐまた布団に戻り、

朝まで爆睡していました。



病気で働けない私の分まで

生活費を少しでも多く稼ごうと

シフトを増やしてもらったばかりで、



ほぼ毎日シフトが入る生活に

なかなか心身が慣れなくて

疲れ切ってしまったのかな。



前回の診察で

薬の調整を始めたのもあって

その影響もあったのかな。



あとは、急に寒くなって

日が短く、夜が長くなってきたのも

うつ持ちにとっては辛いよなぁ……。



いろんな要素が絡み合って、

夫のうつが悪化してしまったのだと

私は思います。



明日、夫を病院に連れて行って、

主治医に薬のことなどを相談します。




今日は私の内科受診日でした。



家に一人にしておくのも心配なので、

夫も連れて行きました。


帰りに業務スーパーに寄って、

野菜や肉などを買い込みました。



ベーコンは今まで

小分けパックのものを買ってきましたが、

大容量のものを自分で小分けして、

冷凍保存することにしました。



玉ねぎも、2kgネットを買いました。



お菓子は、夫が大好きな

ハニーローストピーナッツだけを

買いました。



以前は、

引きこもりがちな私が外出できた日に

ごほうびとして外食することが

多かったのですが、


今日はやめました。



夫も働けなくなった今、

もう一段階、節約に励まなければ。



厳密に言えば、

夫はクビになった訳ではありません。



体調が良くなるまで、

しばらく休むということです。



回復したら、また働いてほしいと

夫の上司は言ってくださったようですが、



そんな日が来るのだろうか?と、

私は考えてしまいます。



夫のうつも、私のうつも、

トラウマが絡んでいて

完治は難しいと思われます。



特に、夫はうつの悪化が

様々な問題行動につながりやすく、

仕事がなかなか長続きしません。



昨今話題になっている、

ジャニーズや宝塚の自〇事件のように、



うつやトラウマは

その後の人生の長い年月にわたって

本人を蝕んでしまうんですよね。



私も、うつになってから

既に数十年経ちました。



主治医と二人三脚で、

ずっと治療を続けて来ました。



若い頃はもっと症状が激しくて、

何度も自〇未遂を繰り返していましたが、



年齢を重ねるにつれて、

人格が成熟してきたためか、

随分落ち着いて来ました。



うつは治っていないし、

身体の病気にかかったこともあり、

より重くなってしまいましたが、



様々な人生経験を積み重ねたおかげか、

あるいは老化で忘れっぽくなったためか、

つらさをだいぶ受け流せるようになりました。



うつとの付き合い方が、

だいぶわかって来たような気がします。




私にとって、うつは

喘息やアトピーと同じで、


完治する病気ではなく、

うまく付き合っていくべき体質です。




会社側の本音は


「ちゃんと治ってから戻ってきてよ。

戻って来るなら元通りバリバリ働いてね。」


だと思います。



まぁ、理解はできます。



ただでさえ人員不足と膨大な業務量で

余裕がない職場ばかりですから、



心身の調子が不安定で休みがちな人、

業務軽減等の配慮が必要な人には

いてもらったら困るというか、



バリバリ働ける健康な人が

ほしいんですよね、やっぱり。



それがわかっているけど

私はもうバリバリ働けないから

復職は無理だろうなぁと思うし、



夫は私以上に体調が不安定なので、

果たしてまた働けるのかな……と疑問です。



ただ、夫にはいつも


「うつが治るのを待っていたら

人生が終わっちゃう!



うつがあっても幸せに生きることはできるよ。



今だって、私はあなたといられるだけで

十分幸せ。



ご飯が美味しかったとか、

空がきれいだったとか、


小さな幸せを見つけながら

一日一日を楽しく暮らそうよ。」



という話をしています。



夫も、私が悩んでいる時に、



「あまり先のことは考えないでさ、

今日一日を楽しく過ごそう。」



と言ってくれます。



気を抜くとすぐ

うつのぐるぐる思考にハマって

どこまでも落ち込んでしまう私達は、



自分の落ち込みには気づけなくても、

相手の落ち込みには気づきやすいので、



互いに声をかけ合って、

なんとかかんとか生き延びています。



しばらくは2人で

ゆっくり療養します。




ゆうべ作ったミネストローネ 。


こちらのレシピを参考にしました。


ズボラ主婦の簡単炒めないミネストローネ♡ by ヒナタsun 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが389万品 



寒くて暗い季節は

気持ちが沈みがちなので、



みなさんもどうぞ温かいものを食べて、

身体を温めてみてくださいね。




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