うつ夫婦のつれづれ日記

うつ病患者同士が結婚すると、どうなるか。日々の様子や夫婦喧嘩、生活の工夫などを綴っていきます。

りんごと梨

最近、夫がむいてくれたりんご。


 


それから、梨。



私の手よりも大きくて

びっくりしました。



前にも記事に書いたことが

あるのですが、



夫の果物の剥き方は
ひと味違います。



これは昔、夫が

繁華街の夜のお店で

働いていた時に身につけた技です。



私なら、先に4つに切ってから

種を取って皮を剥きます。



人によっては

丸いまま皮を剥いたりしますが、


おそらく切り方は

四つ切りまたは八つ切り

という感じが普通ではないでしょうか?



よくお弁当などで見る

うさぎりんごのように

りんごの丸い面を活かした切り方が

多いのではないかと思います。



でも、夫は皮を剥いた後、

身をフラットにスライスします。

そして、綺麗に盛り付けます。



この画像のように

縦に並べる時もあれば、



丸いお皿に沿わせて

丸く並べる時もあります。




以前、丸く並べたりんごの上に

輪切りにしたキウイを

綺麗に並べてくれた時には


そのゴージャスさに

感動しました。



私はホストクラブやキャバクラ等の

夜のお店に行ったことは

ほとんどありませんが

(居酒屋は別)



夜のお店って

こういうゴージャスさが

求められるんだな〜と

興味深かったです。



独身時代は私も自分で

りんごや梨を剥いて食べていましたが、



アトピー性皮膚炎があるので

果物の果汁で指先が痒くなるので

めったに食べませんでした。



でも今は、夫が率先して

果物を剥いてくれるので、



私はフォークを使って

手指の荒れを気にせずに

食べることができて幸せです。



近年、果物はどんどん高くなっていて

なかなか買えなくなっていますが、



夫は仕事の関係で

時々安く買えることがあり、

助かっています。



最近聞いたのですが、

梨やりんごは種の大きさが一定なので、

大きいサイズのものの方が

食べられる部分が多いんだそうです。



小さいサイズのものは

確かに安くて買いやすいのですが、

食べられる部分が少ないそうです。



なるほど!と思いました。



元々私は

果物は量より質だと思っていて、

4つで680円の小さいりんごよりも

2つで580円の大きいりんごを

選ぶタイプでしたが、



その買い方で良かったんだなと

あらためて実感しました。



あと、自分のために

果物を剥いてくれる人がいることは、

単に果物を食べられるというだけでなく


そこに込められた愛情を

感じることもできて、

幸せなことだと感じています。



独身時代、私が外食ばかりしていたのは、


「誰かが作ってくれた

温かい料理を食べたい!」


という欲求を満たしたかったのだと

思います。



自炊した方がもちろん安いし

健康的な食事ができます。



それはわかっていても、

仕事で疲れて帰った後に

料理をするのはしんどかったし、



自分で作った料理だと

メニューも材料も味付けも

似たり寄ったりになってきて

飽きてしまう時もありますよね。



節約しようと毎日お弁当を

作っていた時期もありましたが、


一人分の弁当って

どのおかずも余ってしまって

何日も同じおかずを詰めたり

似たような冷凍食品を詰めたりして

飽きてしまうんですよね。



職場で昼休みに

弁当箱を開ける時も

中身が何か自分で知っているので

何の驚きも感動もなく。



家に帰ればまた冷蔵庫にある

弁当の余りのおかずを夕飯にして

結局三食同じものを食べることになり。



野菜や肉などの材料も

一人暮らしの時は使いきれずに

腐らせてしまったりして、



「これって節約になってるのか?」



と、疑問に思うことも多かったです。



そんな弁当生活を3日続けた後

4日目の朝に冷蔵庫を開けた時、


「……。」



昨日のおかずを5秒くらい見つめた後、

そのまま冷蔵庫の扉を閉めて。



結局セブンイレブン

おにぎりやサラダを買ったこともありました。




結婚してからは二人分の食事になり

冷凍保存の方法も知って

食材を腐らせることが減りました。



夫の今の仕事は短時間で

弁当を持っていく必要がないのですが、



心身を壊さないように、

元気に働いてくれるように願って、



栄養バランスの良い食事を

私が作るようにしています。



私は男女の性別役割分担に

縛られたくないし、

今は病気療養中の身ですが

専業主婦になりたいとは思わないタイプです。




自分の食い扶持は自分で稼ぎたいので、

今の職場に戻れるかどうかは別として、

一生何らかの仕事をするつもりです。



でも、そういう考えとは別に、

相手のために食事を作ることは

ケアの一種であり、



自分のためにご飯を作ってくれたり

果物を剥いてくれたりする人が

いてくれることが

大きな心の支えになっているので、



これからも夫と2人で

互いをいたわりあいながら、

共に人生を歩んでいければと思います。



(ちなみに夫も料理や洗い物、

洗濯や掃除などの家事を

率先してやってくれる人です。)






あなたのクリックが励みになります^ ^

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ うつ病(鬱病)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 家族ブログ 仲良し夫婦へ
にほんブログ村

にほんブログ村 家族ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 グルメブログ おうちグルメへ
にほんブログ村

にほんブログ村 グルメブログへ
にほんブログ村