うつ夫婦のつれづれ日記

うつ病患者同士が結婚すると、どうなるか。日々の様子や夫婦喧嘩、生活の工夫などを綴っていきます。

寝るしかない

ようやく仕事が決まり、働き始めた夫。

肉体的にはきつい業務も多いが
人間関係はすこぶる良く
社会復帰できた喜びと
充実感もあるようで

順調そうに見えた。

のだが。

少し慣れて来た今、
うつがまた悪化したようだ。

昨日もいろいろあり
大変だった…。

健康な人でも
五月病にかかるが

元々うつ病を抱えていると
尚更ハードルが高い。

ただ、
ここで辞めたり休んだりしても
また同じことの繰り返しで
余計にうつが酷くなることは
目に見えている。

彼の人生、その繰り返しで、
年齢の割に異常に職歴が多い。
少し勤めては辞め…を繰り返してきた。

うつ病は厄介な病気だ。
甘えとか怠けとか
根性がないのではなく
そういう病気なのだ。

脳の病気。

薬を飲んでコントロール
しようとするし
少し回復したり寛解もできるが
残念ながら完治は難しく

良くなったと思っても
再発してしまう。

天気が悪いだけでも
調子を崩す。

再発するたびに
治りにくくなっていく。

私ももう20年近く
通院と治療を続けてきたが
何度も再発して

もう一生付き合っていくしかないと
割り切っている。
うまく付き合っていくしかない病気。
アレルギーと同じ。

だってね。

うつ病の原因には
ストレスがある。
環境調整も必要だ。

本当は社会に問題があって
生きづらさが生じていることも多い。

本人の気の持ちようや
服薬や生活習慣改善だけでは
どうにもならない面も大きいのさ。

社会は簡単に変わらないし
ストレスはゼロにはできない。

なんとか適応していくしか
生き延びる手はないけど

適応できない環境もあるし
かと言って逃げ場もないし
エルドラドはどこにもない。 

そのことに絶望して
自ら命を絶ってしまう人もいる。

別にうつ病でなくたって
生きづらさを抱えている人は多い。

それが人生。
仕方ない。

だからあまり深刻に考え過ぎず

とりあえず今日一日を楽しむ。
美味しいご飯を食べて
好きなことをして。

ご飯の味がわからなくなったり
食べたい物を決められなかったり
元々好きだった趣味も
楽しめなくなったなら

それは脳が疲れ過ぎている証拠。

スマホのバッテリーにたとえると
10%の状態。

まずチャージしよう。
布団という充電ケーブルに
自分をつなごう。

たっぷり寝よう。
眠れなくてもいい。
ただ身体を横たえるだけでもいいから。

とりあえず布団で休もう。

…というわけで、
夫を布団に送り込んだところ。

あ、ご飯が炊けたようだ。
炊飯器が呼んでる。

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