うつ夫婦のつれづれ日記

うつ病患者同士が結婚すると、どうなるか。日々の様子や夫婦喧嘩、生活の工夫などを綴っていきます。

わかりやすいパッケージ

今日は11月11日。



……ということで、

夫が買って来てくれました。


 


プリッツ3種。


左から、


ロースト塩バター
(全粒粉入り)


旨サラダ
アルペンザルツ岩塩使用)


トマトプリッツ
(エクストラバージンオリーブオイル仕立て)


です。



昔からある定番の味ですが、


パッケージの裏側が可愛い❤️



 


発売60周年なんですね。


私が生まれる前からあったんだなぁ。


歴史を感じます。



あと、


下の方に容器の簡単な開け方が

イラスト付きで載っていて、


誰でも理解できるようになっていて

素晴らしいですね。



日本の飲食物のパッケージって、

はさみがなくても簡単に開けられたり、

いろいろ工夫されていて助かるのですが。



日本で生まれ育っていない人には

その良さがあまり伝わっておらず、

残念に思っています。




うちの夫は外国人なので、

マジックカットを知らなかったし、



せっかく開けやすく工夫されている容器を

説明通りに開けず、



当たり前のように

歯でかじって開けようとします。



その都度、


「それはこうやって開けるんだよ」


と伝えますが、


ついつい歯を使いたくなるようです。 



似たような製品でも、

メーカーが違うと開け方が違うし、



同じメーカーの同じ製品でも、

開け方がアップデートしたりするので、

歯の方が手っ取り早いと

思ってしまうのかもしれません。




私は輸入食料品が好きで

昔からよく購入してきたのですが、



夫の国に限らず、

外国製品のパッケージって

シンプルなことが多い気がします。




食べる人が開けやすいように

パッケージを工夫し続ける、

日本企業の思いやりを感じます。




ただ、その思いやりは

日本に生まれ育った私達は

当たり前のように理解でき、

適応できますが、



外国から来た方々には

なかなか伝わらないですね……。



よく、外国人ユーチューバーが


「日本のトイレは素晴らしい!

ウォシュレットを国に持って帰りたい!


でも!


どうやって水を流せば良いか

わからなくて困った!



ボタンが多すぎるし、

トイレによって流し方が違うから

流し方がわからなくて焦った!」



……という動画をアップしていますが、


確かにわかりづらいかもなぁ〜と思います。




英語や中国語、韓国語の説明も

併記されていることが多いですが、

全ての場所にある訳ではないですし、



その3ヶ国語がわからない方々には

結局伝わらないんですよね……。





ちなみに、私が夫の母国へ行く際、

トイレはなるべくホテルやデパートでだけ

使うようにしているのですが、



どうしても我慢できない時に、

飲食店のトイレを借りたことがあります。




(日本と違って、飲食店でトイレを

必ず貸してもらえる訳ではなさそうです。)




日本の飲食店のトイレだと

ピカピカに綺麗ですが、

外国のトイレは……。


汚いこともわりとありますね。




場所によっては

トイレットペーパーを便器に

流してはいけない所もあり

(パイプが詰まってしまうかららしいです)



「使用後のトイレットペーパーは

横にあるゴミ箱に捨ててください」


との貼り紙がある場合があります。




私が借りた店の貼り紙には

英語表記がなく、

その国の言語のみで書いてあったので、



少ない知識を駆使しながら

何とか意味を理解できましたが、



やっぱり英語表記って

当たり前に付いてるものでは

ないんだなぁ〜と感じました。



(夫の母語をもっと勉強しなければ!

というモチベーションは上がりました。)




今まで私が行ったことのある土地で、


「おお〜っ!これは外国人にもわかりやすい!」


……と感動したのは、



函館駅のトイレでした。




和式トイレの個室内、

それも前方のレバー近くに、


「和式トイレの使い方」の大きな貼り紙が、


イラスト付きで貼ってありました。



もちろん、英語表記付きです。




座る方向など、

日本で生まれ育った私達には

自然に身に付いている

ごく基本的な使い方が、

一つ一つわかりやすく説明されていました。  



しかも、その貼り紙は

文章もイラストも手書きで、


作成者の優しさが伝わってくるような、

心がほっこりするものでした。



あまりにも感動したので、

写真に撮って友人に見せたくなりましたが、




トイレの個室から

「カシャッ」というシャッター音が

聞こえたら


盗撮と勘違いされそうだと思い、


写真を撮るのはあきらめました。



まだあるんだろうか、あの貼り紙……。

もう10年くらい前の話です。



もしかしたら今は、

パソコンで作ったキレイな貼り紙に

変わっているかもしれませんね。



人に何かを伝えるのって

なかなか難しいですよね。



自分にとっての「当たり前」が

他の人にとっては

全然「当たり前」じゃないことに、

気付けるかどうか。



「これくらい説明しなくてもわかるよね?」

という思い込みを捨てて、



言語も文化も風習も異なる方々が見て

直感的に理解できるような、


ゼロからわかりやすい表示を

心がけたいものですね。



パッケージでも、

貼り紙でも、

看板や標識でも。



外国でふと日本語表記を見つけると、

自分がその国に歓迎されているような

嬉しさと安心感がすごいです。




「郷に入っては郷に従え」とか、

「日本に来るなら日本語で話せ」という意見を


ネットなどで時々目にしますが、



外国語の習得って本当に大変で

一朝一夕にできるものではないですし、



日本は今や観光立国で

インバウンド効果への期待が高いのですから、


そうも言ってられないように思います。



自治体の広報紙やHPでは、


「やさしい日本語」で書かれたページも

増えて来ましたね。



日本人向けのページよりも端的で

理解しやすい表現が用いられています。



災害時の対応や、様々な手続き、

ゴミの出し方、病気の症状など、


日本で生活するのに必要な内容を


外国人だけでなく、


子どもや障がいのある方々も含めて

みんなが理解できるように、


「やさしい日本語」が

使われているのでしょう。




日本にいる、住んでいるのは

日本人だけではなく、

日本語が理解できない人も沢山いることを、



これからは前提に考える必要があると

私は思います。



みなさんは、どう思いますか?




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