うつ夫婦のつれづれ日記

うつ病患者同士が結婚すると、どうなるか。日々の様子や夫婦喧嘩、生活の工夫などを綴っていきます。

自立支援医療制度について

精神科などに通院されている患者さん方、

自立支援医療 |厚生労働省 

自立支援医療制度を利用されてますか?

 

私はうつ病歴約20年ですが、

最近やっと申請して、利用し始めました。

 

自立支援医療受給者証を

病院や薬局の窓口に出すと、

自己負担額が1割になります。

 

病院代や薬代が、ビックリするくらい安い!

こんなに安くなるなら、

もっと早く使えば良かったかな……。

 

制度のことは、ずっと前から

主治医に聞いていました。

 

でも、以前は確か、

精神障害者自立支援制度」という名前で、

 

わりとお堅い職場に勤めていた私にとって

自分が精神障害者であることを

認めたくない気持ちがあったし、

職場に「精神障害者」と知られるのが怖くて

申請する勇気がなく、

ずっと3割負担で払って来ました。

 

20年前はまだまだうつ病患者に対する偏見が

社会に蔓延していて、

「うつ  =  甘え、怠け」と捉えられがちで、

 

精神科に通院していることも隠して

わざと遠くの病院に行ってました。

 

新型うつ病」なんて言葉もあって、

うつ病患者を傷つける風潮もありました。

 

年々、うつ病適応障害の認知度が高まり、

職場のメンタルヘルスが重視されるようになり、

休職や復職に対する上司や同僚の目も

少しは温かくなってきたように感じます。

 

少なくとも、私に面と向かって

心無い言葉を浴びせる人は

ほぼいなくなりました。

 

昔は精神科の敷居がとても高くて、

「頭のおかしな人が行く所」のように

見られがちでしたが

 

最近はメンタルクリニックの数も患者も増えて、

「別に普通の病院と変わらないよね〜」という

空気ができて来たかなぁと思います。

 

夫は私と結婚してすぐに自立支援を申請し、

毎回1割負担で受診できていたので、

「いいなぁ、私もホントはそうしたい……。

 3割負担はキツイよ……。」

と、ずっとうらやましく思っていました。

 

いやホント、もし私ももっと前から

1割負担になっていたら、

その差額はきっと数百万円かも……。

 

世間体を気にして3割払い続けて来た私も、

今のように働けない状態が続き、

復職の目処も立たず

生活費が苦しくなった状況では、

もう背に腹はかえられないので、

ついに自立支援医療制度を申請しました。

 

これから自立支援医療制度を

申請しようと思われる方は、

 

まず役所の福祉課に行って相談しましょう。

 

申請用の診断書用紙をもらって

主治医に記入してもらい、

 

その診断書と申請用紙などを

役所に提出すれば、

 

審査ののち、

自立支援医療受給者証が送られてきます。

 

診断書の様式や手続き方法は

自治体にもよりますが、

私の場合は1カ月くらいで

受給者証が届きました。

 

また、通っているクリニックに

ソーシャルワーカーさんがいれば、

もっと簡単に手続きできるかもしれません。

 

注意点としては、

 

申請するにあたって、

病院1つと薬局1つを

決めなければならないこと。

転院する場合はまた手続きが必要です。

 

あと、1年ごとに更新手続きが必要なので、

少し大変ですが、

それを上回るメリットがあるので、

自立支援医療制度を利用するのは

おすすめです。

 

 

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