うつ夫婦のつれづれ日記

うつ病患者同士が結婚すると、どうなるか。日々の様子や夫婦喧嘩、生活の工夫などを綴っていきます。

孤独な人が増えている①

最近、朝のワイドショーで
うつ病」特集をやっている。
それも、結構長い時間を割いて。

有名人の自殺が増えているからだろうか。

コロナ禍で飲み会も激減し、
在宅ワークなどで家にこもる人が
増えている。

友達や家族にも
会いづらくなったしね。

私は職場の飲み会が苦手で、
なんで勤務時間過ぎてまで
自腹で「仕事」しなきゃいけないの?
……と思っていた。

でも、コロナ禍になってから、
飲み会がなくなってホッとしたと同時に、
あれはあれで大事な潤滑油だったのだと
思うようになった。

誰かと仲良くなりたいと思ったら、
一緒に食事をするのが良いと、
心理学の本で読んだことがある。

一緒に食べるという行為が、
心理的な壁を壊してくれて、
打ち解けることができる、と。

同僚達と他愛もない雑談をしながら
一緒に美味しいご飯を食べることで、

お互いの人となりや価値観がわかったり
人間同士の繋がりもできて、
仕事も円滑に進んでいたのだろう。

飲み会がなくなってから、
同僚と雑談をする機会が減った。

コロナ禍で業務が激増したこともあり、
誰もが忙しくなり過ぎて、
黙々と業務をこなす日々が続いた。

コミュニケーション不足は
業務にも影響する。
ちょっとした誤解やミスで対立し、
ギスギスした雰囲気の中で働くのは
本当にストレスだった。

私は次第に体調不良で休むことが増えた。
単にうつ病が悪化したというよりは、
今までかかったことがないような
身体の病気に次々かかり、
救急車に何度も乗った。

そのたびに数日から1週間休まざるを得ず、
担当の業務に穴を開けまくってしまった。
同僚達に負担や迷惑をかけまくり、
いつも「すみません」と謝罪していた。

はじめは「いいよ、お互い様」と
優しく言ってくれた同僚達も、
友達のように仲良くしていた同僚も、
私に対してよそよそしくなった。

当然だ。
どんな理由があるにせよ、
休みまくって迷惑をかけ過ぎたのだから。

そうわかっていながらも、
職場でいつも肩身が狭くて辛かった。

私だって、好きで休んだんじゃない。
好きで病気になった訳じゃない。
休んでいる間も、痛く苦しく、食事もできず、

コロナ禍で発熱症状があったため
病院をたらい回しにされたりして
泣きながら電話したりしてたんだ。

でも、そんな事情は同僚は知らないし、
知ったことじゃないだろう。

職場なんだから、とにかく
自分の業務をこなせる人 = 善で、
欠勤ばかりで業務をこなせない人 = 悪
となるのは、仕方のないことだ。

自分にそう言い聞かせながら
何とか働いていたものの、
私に対する風当たりは日に日に強くなり、

一度は治ったはずのうつ病が再発して、
私は出勤出来なくなってしまった。

心がぽっきり折れてしまった。
身体もあちこちボロボロだった。

そして休職することになり、
その後、大病も患って、
自宅療養を続けている。

私は元々インドア派だし、
家に引きこもっていても
全然苦にならない。

ブログなどで思いを発信したり、
SNSでの交流もあるし、

YouTubeやサブスク動画を見たり、
パズルゲームなどをやっていれば

すぐ食事の時間になるし、
薬を飲んだり血圧を測ったりしてるうちに
あっという間に夜になる。

そんな感じで、
毎日があっという間に過ぎてゆく。


長くなったので、今回はここまで。
次の記事に続きを書きます。



あなたのクリックが励みになります^ ^

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ うつ病(鬱病)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 家族ブログ 仲良し夫婦へ
にほんブログ村