たま子がうつ病になって困ったこと。
１つ目は、
<朝、起きられないこと>
です！
これ、ホントに困るんですよね。
社会人としては致命的です。
私がまだ、何とか働けていた頃は、
毎朝が自分との闘いでした。
朝、いくつもアラームをかけていても、
目覚めない。
起き上がれない。
布団から出られない。
何とか布団から出ても、動けない。
リビングのテーブル前に座ったまま、
ボーっとTVを眺めて１時間経過。
着替えも食事も出来ず。
動かないんじゃない。
「動けない」んです。
身体がフリーズしてしまって。
頭の中では、
「早く着替えなきゃ。
もう◯時◯分だ！
あと20分で出発しないと
遅刻しちゃう！」
と、焦っているのですが、
身体が全く言うことをきいてくれない。
結果的に、出勤時間に間に合わなくなり、
職場に電話して当日欠勤を伝える。
その直後はホッとしますが、
昼過ぎくらいから
「あぁ、また休んでしまった。
今日やるはずだった仕事を
投げ出して、
同僚に迷惑をかけちゃった。
みんなも忙しいのに申し訳
ないな。
無責任な怠け者と
思われてるだろうな。
明日、どんな顔をして
出勤すればいいの……。」
と、自己嫌悪で落ち込んだり、
翌日のことが不安でソワソワしたり。
気持ち的には全く休めませんでした。
しょっちゅう休んだり遅刻したりしていた私は、
自分が担当していた業務も滞りがちになり、
同僚や上司に対して罪悪感や気まずさを感じ、
職場に行くのが怖くなってしまいました。
面と向かって私を非難する人は
あまりいませんでしたが、
親しかった同僚もよそよそしくなり、
だんだん孤立していきました。
「私が毎朝ちゃんと出勤して
自分の業務を
ちゃんとこなせれば、
こんな肩身の狭い思いは
しなくて済むのに。」
そう頭では分かっていても、
どうしても朝動けず、休んでしまう。
休んだ翌日は、出勤したらまず、
迷惑をかけた同僚に謝罪とお礼を
伝えて回らなくてはならない。
いつも謝ってばかりで
人間関係もぎくしゃくしてくる。
もう、悪循環でした。
そんなことを繰り返すうちに、
私は完全に出勤できなくなって、
休職に至りました。
今は、朝早く起きる必要もないので、
アラームをかけず、８時くらいに
自然と目覚めて起きています。
朝の薬を飲まなければならないので、
ご飯は必ず食べるようにしています。
夫は朝はお腹がすかないようで、
あまり食べたがらないのですが、
健康のためには３食食べた方がいいので、
バナナ一本とか、サラダ少しとか、
食べるように促しています。
うつ病になって、朝起きられなくなって、
こんな状態で果たして社会復帰が
できるのだろうかと不安を抱えつつ、
私たち夫婦はぼちぼち生きています。
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